Plata-o-Plomoに
ついてのアレコレ
ご注文方法は
コチラ
メールマガジン
購読はコチラ
60-70年代に
関するコラム
Plata裏日記
お喋り
掲示板
素敵なお店を
ご紹介
ご意見・ご感想
コチラまで

●Hippie●
20世紀最大と言われる
アメリカン・サブカルチャー
ヒッピームーブメントは
60年代中頃サンフランシスコの
ヘイト・アシュベリーで生まれました。

50年代、『路上』という小説で
一世を風靡した小説家
ジャック・ケルアックを始めとする
ビートニクの精神に共鳴した若者達は
自然とヘイト・アシュベリー地区に集まり
ラブ&ピース、
つまり反戦活動を行うようになり
後にヒッピーと呼ばれるようになるわけです。

『Hippie』の語源は『Hipster』と言われ、
最先端にいる人物という意味。
蔑称として
ヒップスターになりきれない人を
指すという説もあります。
65年にサンフランシスコのライターが
初めて使った言葉として
世間に定着していきました。

ヒッピーのキーワードとして音楽、アート、ファッション、そしてドラッグがありますが、
まずは音楽について少々。

ヒッピー達が聞いていた音楽とは、反戦のメッセージを込めたフォークから始まり、
ドラッグで体験される幻覚をフューチャーした
アシッド・ロックで幕を閉じるといっていいんじゃないでしょうか。
ボブ・ディラン
ママス&パパス
ジェファーソン
エアプレイン
グレイトフル
デッド
ジャニス・ジョプリン
ジミ・ヘンドリックス

まずフォークの主な人として、

ボブ・ディラン
シンガーソングライターの巨匠。
現在も活動中。
ママス&パパス
ヒッピー達にこよなく愛された男女4人組。
ピーター・ポール&マリー
60年代に最も成功したと言われる
男女3人のフォーク・グループ。

そしてアシッド・ロック
(別名サイケデリック・ロック)の主な人は、

グレイトフル・デッド
フリーフォームなプレイで
ファンを酔わせたライブ重視なバンド。
ジェファーソン・エアプレイン
もともとフォーク色が強かったバンドだが、
後にサイケ色を深めた。

さらにヒッピーとの関連性は無いんですが、
70年代に活躍した人達は、

ジミ・ヘンドリックス
ギターの神様と呼ばれ、
ファッションや佇まい全てがスターだった。
ジャニス・ジョプリン
当時は数少ない
女性ロック・スターとして君臨。
ドアーズ
ヒッピーの精神とは違い、
死や神秘といったダークな世界を歌った。
ピンク・フロイド
ロンドンにて独自のサイケ・サウンドを
追求したバンド。
ドノヴァン
絶妙なポップセンスを持った
フォーク・シンガー。

MODS
: モダーンズ
ROCKERS
:ロッカーズ
SKINS
: スキンズ
Hippie
:ヒッピー
Modern Girls fashion
:60'S女の子ファッション
Here Come The Cuty Girls
:60'S有名女性達
Japanese Modern Girls
:昭和の有名女性達
Dancing Step of 60'S-70'S
:クラブシーン
: ダンステップ
Gainsbourg & Birkin
:セルジュ・ゲンズブール
:ジェーン・バーキン
THE BEATLES
:ザ・ビートルズ
THE WHO
:ザ・フー
SMALL FACES
:スモ−ル・フェイセス
Modern's BEAT
:60'Sポップミュージック

文章内の
下線文字
クリックすると、
【Amazon】にて
ご購入出来ます!

 
言わずと知れたビートルズやローリングストーンズも、
この頃はサイケデリックサウンドに夢中でした。

67年ムーブメントが頂点に達した頃、全米からサンフランシスコに若者達が集まり、
『サマー・オブ・ラブ』、『BE−IN』といったイベントが開催されます。
これらが後の大型野外コンサートの始まりと言われています。
さらに2年後にはあのウッドストック・フェスティバルが開催されるわけです。
スゴイですよね!


では次にアートについて少々。

この頃のアートと切っても切り離せないのがLSDなどのドラッグ。
これについては深く語りませんが、
ドラッグによって心の扉を開き、新しい表現方法が生まれたと言われています。

もともとライブの告知用に作られていたポスター。
その完成度、デザインなどがあまりに素晴らしく、
アートという枠にまで上り詰めたという作品の数々。

では当時、最も素晴らしいと言われていた5人のアーティスト達について紹介しましょう。
【スタンリー・マウス&アルトン・ケリー】
ロックをアートにした一流名コンビ。
デッド、ジャニス、
ヘンドリックス、ドアーズなど
数々のポスターを手掛けた。
【ウェス・ウィルソン】
三次元レタリングと呼ばれる
文字を浮き上がらせたような
独自のスタイルで地位を確立。
【ヴィクター・モスコーソ】
斬新な色使いとだまし絵のような
独特のレタリング。
なんと当時はまだ学生だったという。
【リック・グリフィン】
グレイトフル・デッドをはじめ、
数々のロックポスターを手掛けた。
大胆なタッチと独特なシンボルは
有名ですね。

他にジム・ブラッシュフィールド、ボニー・マクレーン、トム・ウェラーなど
個性的な世界観を持ったアーティスト達はたくさんいます。
名前だけではピンとこないと思いますが、絵を見ると「あ、知ってる!」と思うハズ!


それでは最後にファッションについて少々。

実際にフリー・コンサートなどに集まっていたヒッピー達が好んで着ていたのは
アーリーヴィクトリアン調の古着だったようです。
でも私が個人的に注目したいのが、
本場サンフランシスコのヒッピーファッションでは無く、
同じ頃ロンドンにて活気づいていたヒッピー・ムーブメント、
つまりサイケに進化したスウィンギング・ファッションです。

ファッションの中心地域がケンジントンからキングスロードに移り、
クリエイティブな雰囲気に包まれていた70年代のロンドン。
60年代のカーナビーストリートに充満していたゲイっぽい雰囲気は薄れ、
ピル解禁と共に女性が生き方を自由に表現できる時代がやってきたというわけです。

人気だったお店として『グラニー・テイクス・ア・トリップ』があります。
「おばあちゃんが旅に出る」という不思議な名まえを持つこのお店は,
紫を基調とした薄暗いお店で、当時のエッセンスが全て詰まっていたそう!
ちなみにTレックスのミッキー・フィンはバンドが売れるまで、
このブティックの店員だったらしいです。
そして人気だったブランドは

【オジー・クラーク】
流れるようなロングスカートを登場させ
モード界に新風を巻き起こしました。
マリアンヌ・フェイスフル、ミック・ジャガーが着ていた
フリフリのお洋服は彼がデザインしたものです。

【ザンドラ・ローズ】
カラフルで斬新なプリント柄は有名です。
テキスタイルにこだわっていたという彼女は
自身もピンクの髪と
エキセントリックなファッションという派手さ!
フレディ・マーキュリーの衣装を手掛けたことも。

【ビバ】
イラストレーターだったバーバラ・フラニクが
メールオーダーから立ち上げたブランド。
他のブランドとは一線を画したデザインと
値段の安さで若い女の子に大人気!
オノ・ヨーコ、ツイギーなどもビバのファンだったそう。

オジー・クラーク
ザンドラ・ローズの作品
ビバの店内とポスター
ちなみにマリー・クワントがキングスロードに最初にお店を出したことにより、
ビバやグラニー・テイクス・ア・トリップが加わったといいます。
やっぱりマリー・クワントはスゴイですよね!


全てにおいて前向きで未来に夢と希望を持っていたヒッピー達。
この後、 『NO,FUTURE』が合言葉のパンクの時代が来るだなんて
誰が予想できたでしょう。
時代の流れってわからないもんですよね。



オンライン版『Glory 60's-70's』はいかがでしたか?
「おもしろかった〜!」という方はゼヒ、メールマガジンを購読してね*
登録メールアドレス(半角):
Powered by まぐまぐ
PAGE TOP
Mods and Hippies Clothing, Goods From 60's-70's 【モダ〜ンなお店 Plata-o-Plomo】since 2002. 9. 27 ©2002-2006 Plata-o-Plomo all right reserved
トップページへGO!